« ガランタリア国の地図 | トップページ | 難題02-悪魔魚の息の根を止めよ »

2006/01/31

アナグラム

>装飾頭文字
この前は「もし原文にあったとしてもアルファベット暗号だから、漢字じゃ再現できねーべ。」と安易な気持ちでスルーしておりました。

Four_1

でも、出張で秋田に向かう新幹線の中で、車窓から吹雪を見ながらふと、こう考えました。―――もし自分が編集者だったとしたら、文字パズルがあっても何とかして翻訳して出題したいよなあ。
大体、社会思想社に勤めてパズル本を担当するくらいなんだから、もし訳者さんが弱音を吐いてもホテルに缶詰めで「先生、出来上がるまでは一歩も外に出しませんからね!」とかいう気概を持って臨んだことだろう……(多分間違い。)

というわけで、まずは訳者の柿沼瑛子さんを検索してみる。
んー、割と推理寄りな方みたいですね。ワセミスOGだとか。クトゥルフ関係も手がけてます。
というか、よく見たら訳書に「ヴァンパイア・クロニクルズ」の名が!わお、本格的にホラーの人だ。
さらに検索すると翻訳の専門学校の講師などもされている模様。

フェロー・アカデミー

で、講師紹介を覗いてみると
[通学]■週1回コース「ミステリー」
[通信]■マスターコース「ファンタジー&ホラー」「ロマンス&エンタテイメント」
>ミステリー、ホラー、耽美小説と幅広い分野の作品を手がける。

とあります……そして【講師からのメッセージ】を見て、心臓がドキドキした。
そんな馬鹿な!
恐怖に背筋がゾッとし、君は血も凍るような寒さを覚えながらも古びた洋館の扉を開くと……

>まずは一言「地獄へようこそ」(笑)。

そこは『地獄の館』だったのだ!ひー。(いや、『ナイトメア キャッスル』だから。)

……だいぶ脱線しましたが、畑違いの翻訳者が押し付けられてのやっつけ仕事ではなさそうなことはわかりましたし、ミステリー系の方なら当然暗号もお手の物でしょう。
偶然か、最近では『フランチェスコの暗号』の翻訳も手がけてますし。
(原題:THE RULE OF FOUR……また<四>か。さてはこの中に鈴木者がおるな!)

大体、よく考えたらパズルの中でも文字パズル、アナグラムなんて王道じゃないですか。
使うなっていう方がおかしい。
(ただ、もし本格的な英文アナグラムだと翻訳大変なんだろうなあ。)
アルファベットで13文字の暗号といえば……「Go to Fourteen !」か?
んなわけないし。

気を取り直してもう一度文字を並べて考えてみる。

 「四、エ、探、そ、こ、ク、翌、四、迷、ナ、君、フ、最」

これをさらに数字パズルに変換、というのは無謀な気がするので、ここは「柿沼先生は高度な技を駆使して日本語アナグラムに意訳したに違いない。」と強引に仮定。

まず全てをひらがなに変換。

 「よつえたんそこくよくよんめいなきみふさい」

あとは、思いつくままに単語を拾ってみる。

 栄誉、名誉、探索、君こそ、印刷、退屈、腹筋、国際、
 良く、読め、読めない、読みなさい、見なさい、雰囲気・・・・・・

まあ、20文字もあれば何でも言葉にはなるでしょうね。
後はいかにして上手く全部の文字を使用して全体で意味を成す文章に出来るかどうかだ。
おっと、これはパズルみたいだな。(うん、まあ、パズルだからね。)

とりあえず適当に組み合わせてみる。

1)強い孫策、答え読み泣く。雰囲気嫁。
 それ、どんな三国志?

2)沢山いないよ、強き国民。増えよ「めそ」!
 すごいよ!!マサルさん。

3)強く踏め!そこよ!意味無い探索、延期よ!
 女王様の嫌がらせですか?

4)「さつき、読めた?」「来いよ!」「文江君、そんな・・・・・・。行くよ・・・・・・。」
 四流ダメラノベですか?

5)いったん良く読め。絵付近こそ、良く見なさい。
 うーん。真面目にやってみて、意味合いから一番近いのはこんな感じでしょうか。
 はい。良く読んで、良く見ることにします。って、でもそれヒントなの?

もう、お分かりですね。
こんなアナグラムは存在しなかったことが。
(いや、本当はあったりして!?)

☆☆☆

自分で言っててあまりに懐かしかったので。

Rakugaki 

『すごいよ!!マサルさん ― セクシーコマンドー外伝』
うすた京介(著)

|

« ガランタリア国の地図 | トップページ | 難題02-悪魔魚の息の根を止めよ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/22014/563073

この記事へのトラックバック一覧です: アナグラム:

» 暗号 [IT(情報技術)用語辞典]
暗号暗号(あんごう、Cipher)あるいは暗号化(あんごうか、Encryption)とは、第三者に通信内容を知られないように行う特殊な通信(秘匿通信)方法のうち、通信文を見ても特別な知識なしでは読めないように変換する表記法(変換アルゴリズム)のことである。通信ではなく保管する文書等の内容を秘匿する方...... [続きを読む]

受信: 2006/02/12 04:15

« ガランタリア国の地図 | トップページ | 難題02-悪魔魚の息の根を止めよ »