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2006/03/22

ゲームブックのパズル度合って?

またまた閃光さんからコメントいただきました。
http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20060311

>ジグソーパズルは、元の画を認識してからピースを組み立てていくわけで、
>これをゲームブックに変換すると、原作つきのゲームブックなんじゃないかと。

なるほど。
確かに原作つきじゃないゲームブックは結末も大きな楽しみの一つですからね。
ゴールが見えているジグソーパズルとはちょっと違うかも。

で、なんだか偉そうに語ってしまっておりましたが、私も数年に1度思い出したように1000ピースを組むくらいなので別にジグソーパズル通というわけではないのです。

ただ、ジグソーパズルって、買うときは当然好きな絵柄を選ぶわけですが、やってる間は意外と絵のことは考えてないんですよ。

色と線のつながりを追いながら、あれでもないこれでもないとやっていって、そのうちピタッとハマッた時が快感というか。
極端な話、背景の白とか黒の部分なんてピースの形しかヒントが無いので非常にハズレ率が高くて大変なわけですが、ソレはソレで楽しいのです。

「試行錯誤」のエッセンスが、ゲームブックに似てると感じたのかなあ?

と書いていて、はたと気がついた。
もしかしたら私のゲームブックに対するスタンスは、他の人よりもパズル寄りなのじゃあないかと。

例えば創元ドルアーガ三部作を遊ぶとしても、
 ・自分が強くなって敵を倒していく快感(RPG的要素)
 ・謎ときや、マッピングして未知のフロアを踏破していく楽しみ(AVG的要素?)
どちらにより比重を置くかといえば、確かに私は後者ですね。

そう思えば、『タンタロン』に強く惹かれたのも、そんな傾向からなのでしょう。

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2006/03/18

難題03-老魔女を引っとらえよ

ウィア町にて逃亡を続ける老魔女を引っとらえ、連れ帰ること

「まさか本当にあの化け物を退治しちまうとはな!!」
その夜、フィックリングでは村をあげての盛大な祝宴が催され、村中の人たちが代わるがわる君に感謝の言葉を述べにやってきた。
なかでも、村の薬剤師からは特別な贈り物を渡された。
それは彼の生涯最高傑作の秘薬で、飲めばしばし透明人間になれるのだという。
「あなたがこの先、火の息をする眷族と対峙した際必ずや役に立ちましょうぞ。」

翌朝、村人たちに見送られながら君はウィア河の流れを辿り次なる目的地へと旅を続けた。

ウィア町――腐敗の巣と呼ばれるその町には、盗賊・犯罪者・暗殺者など王国中のならず者が邪悪な慣わしと共に寄り集まっていた。
とりわけ老魔女は数々の邪悪な魔法でガランタリアの白魔術師たちを悩ませ続けてきた。
何とかしてその魔女を捕らえ、数々の呪いや災いを取り払わせなければならない。

君はフィックリングの漁師に聞いた話を思い出し、町の監視に派遣されたビード卿を探そうと考えた。
しかし、このような町で監視者の仲間と知れては、とてもじゃないがまともな話が聞ける筈がない……。
では逆に、悪徳蔓延るこの町のしきたりを利用してはどうだろうか?

酒場にたむろす卑しい悪党どもに近付き、一杯おごって旨い仕事があると吹き込むとあっさり老魔女の棲み家を知ることが出来た。
明日の夜ここで落ち合おう、と適当な約束をしてその場を去ると、君は早速魔女の家に忍び込んだ。

そっと窓から様子をうかがうと、なんと老婆は椅子の上で眠りこけている!
君は不意を打とうと剣を抜いて部屋の中に突進したが、一瞬にして老婆の姿は消え失せていた。

気付かれていたのか?!

背後からの含み笑いにさっと後ろを振り返ると、老婆はずる賢い笑い声をあげながらよたよたと戸口から外へ逃げていくところだった。

妖しい術に警戒しつつもすぐに老女を追いかけた君は、そこで目にした光景に一瞬凍りついてしまった。

なんと、まったく瓜二つの老婆が2人並んで前を走っていたのだ。
そして、いつの間にかさらにもう1人増えたかと思うと、3人は一斉に角を曲がり市場の一角に飛び込んだ。
続いて市場に入った君は、信じ難い光景にまたも立ちすくんでしまった。
市場中のあちらこちらに同じ姿をした魔女があふれかえっていたのである。
しかし、君はそんなことで決して諦めたりはしない。
こうなったらすべての虚像を追いかけて捕まえるまでだ。

さて、「この両頁の絵の中に何人の老魔女がいるだろうか?
 
 
第三問目は、絵の中から対象を探し出すというパズルです。
これが老魔女ですよ、と見本が書かれているわけではありませんが、明らかに同じ顔が沢山いるので間違いないでしょう。
問題としては比較的悩まずに素直に解けそうな感じです。
それでは実際に確認していくことにしましょう。

以下はネタバレです。

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2006/03/08

烏賊スゲー天

タンタロンの100の質問の回答に、出題者の閃光さんからコメントを頂きました。

ゲームコラム未満

こちらのブログで展開されている大変興味深いゲーム(ブック)システム論は、とても勉強になり毎回楽しみにしております。

さて、掲載遅れのお詫びなんてとんでもないです。ご紹介の上コメントまで頂いてありがとうございました。
で、改めて自分で読んでみると創土社さんの姿勢批判とも取れるような書き様(>あえて新機軸や凝ったシステムじゃなくとも)に思わず冷や汗が出ました。
そんな気は全然なくて、他にもエントリーモデルとしてこんなものがあればという希望を書いたつもりでしたがちょっと言葉足らずでした。酒井さんごめんなさい。
もちろん、創土社さんにはこれからもマニア納得のハイエンドな作品をじっくり手がける孤高の出版社であり続けていただきたいと思っております。
新刊『魔人竜生誕』も、狙い通り玄人の皆さんにも好評のようですので、私もプレイが楽しみです!

>個別でネットに発表するよりも、特定のサイトが受け皿になって、審査員に評価していただくというのが好ましいのかもしれません。

歴代ゲームブックライターを審査員に招き、実力派新人を発掘して爆発的なブーム再燃を目指す
平成名物サイト いかすゲームブック天国』……ですかね?
(懐かしすぎ。)

あと「2月1日の記事」を読んで、私もジグソーパズルのパズルとしての”面白さ”と、ゲームブックを楽しめる人の資質について考えてみたのですが……。
興味の無い人に言わせれば、何でわざわざそんな面倒くさい手間をかける必要があるんだけっけ?(絵をバラバラにする意味ってなによ?)とかいうところの本質が似てたりするのかなと。
また、コツコツと地道な努力の末に自分の手で世界を組み上げた達成感(絵の完成,物語の完成)が、特にゲームブックでは物語を能動的に体験(構築)した結果としてカタルシスをより高めるのかとか。
私もイマイチまとまっておらず、投げっぱなしにて御免候へ。

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