« 『RPGamer vol.14』感想 | トップページ | ファミコン版とはひと味ちがうぞ。 »

2006/07/17

難題06-ハムの四王子を救出せよ

捕らえられ、魔法にかけられたハムの四王子を救出せよ

これだけの金貨を一度に持ち帰ることは到底不可能だ……
すばやく状況を判断した君は、なるべくかさばらない宝石や指輪などをできるだけバックパックに詰め込み洞窟を抜け出した。

クリスドンまで戻った君は手に入れた財宝を町の司祭に託し、半分を周囲一帯の村々へ平等に返却するように頼んだ。
(ただし貴重な情報を教えてくれたチョウンシーには、後でこっそり大粒のルビーを渡しておいた。)
そして、残りの半分はレンドルからの使者に渡し国庫に預けるよう言付けた。
さらに今回の報告を元に王国の騎士が討伐隊を組み、必ずや全ての宝を取り戻すことがタンタロンの名において約束されると告げた。

「もう半ば諦めていたようなものですから、あなた様のお蔭でこんなに取り戻してもらえただけで、ワシらは何も言うことはありませんですじゃ。」
この依頼を快く引き受けた司祭は一晩の宿を貸してくれ、夕食後に旅の無事を祈祷してくれた。

夜明けとともに君はグリーンベック河上流の朽ちかけた寺院を目指して北東へと旅を続けた。そこには”フランクスの月崇拝者”たちの手でハムの四王子が捕らえられているという。
寺院に着いた時には既に正午近くになっていた。
地下へと続く入り口の周りにはブンブンと羽音をあげて蜂が飛び交っており、見回すとそばに立つ木の枝に蜂の巣があった。
君は蜂を刺激しないようにそっと入り口に近づき、崩れかけた階段を用心深く降りて狭い廊下を進んで行く……

そして、牢屋となっている通路の行き止まりの一番奥に彼らは捕らえられていた。
しかも、その姿は”夜の僧侶”たちの魔法によって小さなカエルに変えられてしまっていたのである!

Task06_01

通路の入り口には格子のついた門扉が侵入者を妨げており、更に王子たちとの間には四匹の大ツノトカゲが絶えず脱走を監視しているのだ。

Task06_02

また、通路はわずか彼ら一匹分の幅しかなく、王子たちが大ツノトカゲの脇をすり抜けて逃げ出すことはできそうにない……。

いかにして王子たちを助け出すべきか?
大ツノトカゲの習性と奴らの虫に対する猛烈な食欲について聞き覚えのあった君は、すぐさま入り口へと引き返し戸惑うことなく蜂の巣をもぎ取る。
再び地下へと戻った君は、手にした蜂の巣を王子たちの背後めがけて思いっきり放り投げた。

Task06_03

大ツノトカゲたちは大好物の蜂の唸り声にすっかり心を奪われ、そわそわしだした。
もう、奴らの頭から王子たちのことは締め出され、蜂を捕らえることで一杯なのだ。
そして先頭の大ツノトカゲが我慢できずに両者の間の空いた板石に飛び込んだ!

Task06_04_1 

奴らよりはるかにすばしこい王子たちは好きな時に動くことができるため、大ツノトカゲを動かしたければじっと待っていればよい。
そして奴らを飛び越えて空いた板石に移動し、全員がすっかり入れ替わることができれば、門扉をすり抜けて安全な場所まで君が連れて逃げることができるだろう。

さて、「大ツノトカゲとそっくり位置を変えるためにカエル王子たちは合計何回跳ばなければならないか?

以下はネタバレです。

 

 

 

☆☆☆

今回の問題は最適解を求めるものです。
記載されたルールは以下の通り。
 ・一つの板石には一匹だけしか居られない。(重複不可)
 ・どちらも自分の方向にしか進めない。(後退不可)
 ・移動できるのは空いた板石のみ。
 ・敵対者を飛び越すことはできる。(=味方は飛び越し不可)
 ・動かす順番は自由。

ただ、きっちり決められているようで、実は肝心の部分が不明瞭なのです。
 ・飛び越しは何匹までOKなのか?

常識的には1匹とするのが大人のルールなのでしょうか。
ただ、念のため制限無しの場合から検証してみましょう。

4321_ABCD (初期配置)

凡例)
 1~4:カエル王子
 A~D:大ツノトカゲ
 _  :空き板石

a)飛び越し数無制限

4321_ABCD (初期配置)
4321A_BCD (初手)
4321AB_CD
4321ABC_D
4321ABCD_
432_ABCD1 [1]
432A_BCD1
432AB_CD1
432ABC_D1
432ABCD_1
43_ABCD21 [2]
43A_BCD21
43AB_CD21
43ABC_D21
43ABCD_21
4_ABCD321 [3]
4A_BCD321
4AB_CD321
4ABC_D321
4ABCD_321
_ABCD4321 [4]
A_BCD4321
AB_CD4321
ABC_D4321
ABCD_4321

というわけで、4回となりました。
これじゃあまりにもあっさり解けすぎですね。
やっぱり制限付きでやってみることにします。

b)飛び越し数に制限有り(1匹のみ)

4321_ABCD (初期配置)
4321A_BCD (初手)
432_A1BCD [1]
43_2A1BCD [2]
4_32A1BCD [3]

おっと、これでは手詰まり。

4321_ABCD (初期配置)
4321A_BCD (初手)
432_A1BCD [1]
43_2A1BCD [2]
43A2_1BCD 
43A2B1_CD 
43A2B1C_D 
43A2B_C1D [3]
43A_B2C1D [4]
4_A3B2C1D [5]
4A_3B2C1D 
4AB3_2C1D 
4AB3C2_1D 
4AB3C2D1_ 
4AB3C2D_1 [6]
4AB3C_D21 [7]
4AB_C3D21 [8]

ありゃ、また手詰まり。

要するに、一匹ずつキレイに飛べるように順番を考えないといけないのね。
いわゆるソリティア(ペグ・ソリテール)の様相を呈してきました。
ポイントはちゃんと敵味方で交互に飛ぶ手順を作ってあげることだと判明。

4321_ABCD (初期配置)
4321A_BCD (初手)
432_A1BCD [1]
43_2A1BCD [2]
43A2_1BCD
43A2B1_CD
43A2B1C_D
43A2B_C1D [3]
43A_B2C1D [4]
4_A3B2C1D [5]
_4A3B2C1D [6]
A4_3B2C1D
A4B3_2C1D
A4B3C2_1D
A4B3C2D1_
A4B3C2D_1 [7]
A4B3C_D21 [8]
A4B_C3D21 [9]
A_B4C3D21 [10]
AB_4C3D21
ABC4_3D21
ABC4D3_21
ABC4D_321 [11]
ABC_D4321 [12]
ABCD_4321

んー、こんなところでしょうか。
別解もある気もしますが、カエル王子たちが特に無駄なく前進できているので
解答としてはOKとしましょう。

ということで、【難題06】の答えは<12>です。

数学得意な人だと、方程式とか組んで解けるんだろうなあ。
 

おまけ。

Dsc01937
我が家のお気に入りカエルくんソリティア。(数年前に購入)
問題カード40問付き。
赤いカエルくんを最後に残すように、さあ飛び越せ!

|

« 『RPGamer vol.14』感想 | トップページ | ファミコン版とはひと味ちがうぞ。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/22014/2683459

この記事へのトラックバック一覧です: 難題06-ハムの四王子を救出せよ:

« 『RPGamer vol.14』感想 | トップページ | ファミコン版とはひと味ちがうぞ。 »