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2007/01/23

難題08-魔法の指輪を探せ

変幻自在の力を持つ魔法の指輪を探せ

薄暗い迷宮を進んでいくと、明らかに盗賊と思われる一団の屍があった。
状態から見てもわりと最近の出来事らしく、恐らく王家の宝石を盗んでうっかりこの迷宮に逃げ込んだという一味の成れの果てだろう。
預言者ファゴルンの教えに従い手に入れたシャントスの珠の導きで、君は無事迷宮の中心までたどり着いた。そして壮絶な死闘の末、ついにミノタウロス(技術点・九 体力点・九)を打ち倒し王家の宝石を取り戻すことに成功した。

休む間もなく君はエーデ河沿いにオニクス海へ出ると、海岸線を北上してカスパーに向かった。
次なる課題は魔法の指輪を探し出すことである。

いにしえの一族、クラグロック峰の冥府魔術師団……彼らによって創りあげられた数々の魔法の工芸品の中でも、最高傑作といわれる魔法の指輪がある。その指輪は、身に着けた者に状況に応じてあらゆる種類の特殊な能力を与えてくれる力を備えているため"七色指輪"と呼ばれている。
また、いかにも策略の神ロガーンの従者が生み出した品物に相応しく存在自体がいたずらめいており、周りの風景に同化して探す者の目をくらませるというカメレオンのような能力も併せ持ているのだ。そのため、手にした持ち主がなくしてしまったと勘違いして大騒ぎすることも珍しくないという。

その指輪が持ち主に授ける力はあまりに強大であった。それゆえに、ガランタリアの安泰を乱そうとする邪悪な者達の手に渡らないよう、本来ならばレンドル宮殿奥深くに厳重に保管しなくてはならないほどのものであった。
だが、はるか昔にカスパーの妖術師ツァールにより盗まれてしまっており、彼の死後、指輪はその姿をくらます特別な能力のせいか、どこからも現れることはなかったのである。

そしてツァールの遺産の全てを相続したというのが、このカスパーに住む錬金術師モルファスであった。

Task08_02_1

ならば指輪も彼の手にあるのではないか?
ただもしそうだとしても、モルファスはあくまでその術を極めるために指輪の魔力を研究しているだけなのであろう。でなければ、これまでに指輪の力を悪用した深刻な被害が巻き起こっていたはずだからである。(とはいえ、ツァールの死はモルファスの仕業ではないかとまことしやかに囁かれていたのだが。)

君はモルファスについて尋ね回ったのだが、カスパーの住民達は老錬金術師の力を非常に恐れており、誰ひとり彼の住処を教えようとはしなかった。
散々足を棒にした挙句、ようやくチャグという名のみすぼらしいねずみ捕りへ銅貨2枚を握らせて錬金術師の居所を聞き出すことができた。

Task08_01_1

モルファスの研究室を訪ねると、当然というべきか、彼は指輪について何一つ知らないと言った。
ツァールの死後誰にも見つけることができず、失われたものと信じていたという。
……だが、果たしてそれは本当なのだろうか?
ファゴルンの予言は間違っていたのだろうか?
そして君は魔法の指輪の在り処を突き止められるのだろうか?

魔法の指輪を見つけだしたらつぎの質問に答えよ。指輪には何個の石がはまっているか?

絵の中から何かを探し出すというこの問題……一昔前に大流行しましたよね。

「ウォーリを探せ」

Task08_03_1

ただ、ウォーリーがどんな人物が分かってて探すのとは違い、目指す指輪がどんなものか分からないままに見つけ出さなければならないということで、より難易度は高いといえるでしょう。

 
以下はネタバレです。

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2007/01/14

悪魔に魅せられぬ者

ようやく『悪に魅せられし者』を入手いたしました。

Dsc02665

旧版からの細かい変更点については、黄金の甲冑をまとった勇者達が検証してくれるでしょうからウチでは気付いた点をさらりと。

・表紙の修正
  ……初公開版(1/13現在、復刊ドットコム様ではまだ見られる)と比べると、タイトルが縦書きから横書きに。また、ゲーム版ドルアーガのロゴが中央上部から右下に移動。デザイン的には変更後の方がすっきりしてて良いのですが、ロゴがパッと見わかりづらくなっちゃってるかな。あと、「魔」だけ赤いのは流行りなんでしたっけ?(エヴァ?)

・背表紙
  ……シリーズロゴの部分に、「THE TOWER OF DRUAGA」のロゴと「ドルアーガの塔 >>01」の文字。コレは平積みが終わって通常配架になった時に効果絶大だと思います。旧版との部分比較では一番のパワーアップ箇所かも。

・裏表紙
  ……残念ながら、原作版ギルはいませんでした。これは著作権の問題というより、編集部方針なのかも知れませんね。

・敵の表記方法
  ……名前と能力値が四角枠で囲われて、目立つようになっています。後からモンスターをパラパラ探す時に便利になった。(それ多分、本来の趣旨と違うけどね)

・穴埋めカット追加
  ……書き下ろしカットが追加。これがカッコイイ。ただ、挿絵の印刷具合(ぼかしフィルタ?)との差が目立ちます。できれば挿絵の方をもう少しシャープにして欲しいのだけれど。

・クルスのヒント
  ……旧版最大の謎が遂に解明!誤植でした。正解も予想通りで一安心。みんな、当てられたかな?

・ギルの”ギャグ”
  ……大流行ネタに修正されてます。鈴木氏、実はお笑い好き?

・あとがきのあとがき
  ……個人的に一番楽しみにしていた箇所!買って最初に読みました。内容にニヤニヤ。

あと、有志(勇士)によるすばらしい宣伝FLASHが完成しましたのでご紹介。

http://gamebookmaster.hp.infoseek.co.jp/flash/dru.htm

(転載・配布・加工・リンクフリーとのことです。)

☆☆☆

「あなたはまだなんとか動く右手で、

○○○○○○”(※クリックで画像、一部ネタバレをこめかみに当てた……」

 
さて、どうなるのか?!




 

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2007/01/05

「ともかく頑張りな、ハンサムボーイ!

かつて、「ザ・スクリーマー」というPCゲームがありました。
1985年頃のお話です。

非常にカルトな人気を誇るゲームで、当時を知る人には今なお語り継がれるユニークな作品でした。
マッドマックス……というか北斗の拳風の近未来SFな世界観は、今見ても色あせない魅力を持っています。(1997年に第三次世界大戦が終結したという設定が時代を感じさせますが。)
このゲームについて熱く語るとキリがないので、ご紹介は愛のある専門サイト様に任せることにします。最高です。

「ashen to ashen」(ashenさん)
 「誰が見るのよ懐ゲー攻略集」というコンテンツ内に
 「ザ・スクリーマーの世界」(更新停滞中、とのことですが非常に味があります。)
http://www3.airnet.ne.jp/ashen/index.htm

「Rest In Peace ~電脳の安息所~」(AN-510さん)
 「GAME REVIEW」に、レビュー&攻略(完全MAP&詳細データ集。もう、完璧。)
http://www.geocities.jp/rip_gamer/index.html

(そしてなんとつい先日、レトロゲーム配信サイト<プロジェクトEGG>にて復刻されました。版権問題等、かなり難しそうだったのに。多くのリクエストと担当者さんの思い入れがあったんだろうなあ。)

 

で、本題に入りますとこのゲーム、2冊のゲームブックになっております。

Thescreamer

■『ザ・スクリーマー 魔塔バイアスの謎』(MIA)

『魔塔バイアスの謎』は、ゲーム製作メーカースタッフの手によるもので、プロローグとして東本昌平氏の漫画が60ページも掲載されております。(もちろんバイクも山ほど登場
これを読むだけでもどっぷり世界観に浸ることが出来ます。
さらに第1部もシーンごとに数ページの漫画が掲載。エンディングも10ページに渡る激動のクライマックス!

第2部はバイアスの塔のマップを見ながら、記された部屋のパラグラフを読み進める文字だけのゲームブックになっています。
しかし、移動は自分でマップのマス目をたどり、しかも6ブロック移動するごとに自分でエンカウント判定をするなど、原作のゲーム性を再現しているつくりになっています。
また、メーカ公式だけあって遭遇する敵モンスター表にも原作のゲーム画像が使用されていることなども、原作ファンにはたまりません。

ただ、単体のゲームブックとしてみた場合、完成度はいまひとつです。
というより、正直第2部のパラグラフの繋がりがめちゃくちゃで、いきなり別の部屋にワープしたりします。それ以前に、部屋にドアの記載がないのでどの通路からどの部屋に入れるのかすら分かりません。まともにクリアは難しいです。

 

■『ザ・スクリーマー』(JICC出版局)

一方、JICC版は戦闘方法こそちょっと複雑ですが、オーソドックスなゲームブックです。
しかも、MIA版にはほとんど未登場の原作NPC(スクリーマー)達がたっぷり登場して、それぞれのキャラクターが存分に発揮される魅力的な展開を持っています。
また、ゲームブックオリジナルの脇役や独自の解釈による設定など、原作とはひと味違ったストーリーを楽しむことが出来ます。
原作との最大の違いは、主人公に仇討ちを頼むヒロインと一緒に行動するところです。

ゲームブックとしては、即死ENDも結構あり、ラスボスの部屋へのパスワードは謎解きパラグラフジャンプになっているなど、やり応えのある難易度です。
敵モンスターとの戦闘が結構厳しいのですが、前半(バイアス潜入前)に上手く所持金を増やせれば、良い装備が買えるのでだいぶ楽になるでしょう。
最後がまた(原作と違い)映画みたいでベタなんですが、余韻を感じさせるいいエンディングだと思います。

 

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2007/01/01

魔人竜召喚

松友氏をお呼びするのがブームらしい。
私もコメントでこってりダメ出ししてもらってガッツリ凹みたかったのに(ええ、ミーちゃんハーちゃんですとも)、きちんとご招待していなかったしなぁ。

よーし、ちょっと乗り遅れ気味でも元旦早々、張り切って叫んじゃうよ!!

「エロエコアザイム エコウィムエッサラク

 我は求め訴えたり……」

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